これからシステムエンジニアやプログラマーになろうとしている方、特に
- 習うより慣れろ!
- 入社してから、いろいろ経験してから決めよう
- 詳しくはわからないけど技術職なので…
と考えている方にはぜひ読んでいただきたい記事です。
別記「SE(システムエンジニア)の分野」でもご紹介しましたが、SEと言ってもその分野は多岐にわたります。
同様に、プログラミング言語にもたくさんの種類が存在し、WEB系に向いている言語やオフラインで実行するアプリに向いている言語、データベース操作に特化した言語など、環境によって変わってくるものもあります。
「SEをやっています」と言う人の多くは、これらの言語をすべてマスターしているわけではなく、いくつかの言語に対して知識を持っているに過ぎません。
つまり、別の言語を習得するということは、新たに1から学習することに等しいのです。
新社会人はこのことを知らない方も多くいるため、最初に参画したプロジェクトで使用している言語を習得し、それ以降は同じ言語を使用するプロジェクトへ参画、を繰り返すような流れになることが多々あります。
運が良かったり、多少なり知識がある人はいろいろなプロジェクトに参加して複数の言語を習得できることもありますが、基本的に「やってみたいから」という理由だけで別の言語を学ばせてくれる、といった学校のような会社はありません。
会社としては知識ゼロのメンバーを入れるより、経験値があるほうが良いに決まってますから、当然と言えば当然ですね。
特に、データベースエンジニアがWEBエンジニアになる、といった、分野を超えた転換はかなり困難です。SEを目指している方は、少なくともご自身が目指している分野を決めておくことをお勧めします。