フリーランスと会社員を比べると、フリーランスは「新たな技術を仕事(現場)で覚える」という場面が圧倒的に少ないです。

お客さんは技術や知識をもとに発注や参画を決定するので、未経験者や経験値の低い技術者は選びません。

当たり前と言えば当たり前です。

ここまで言うとデメリットのように聞こえるかもしれませんが、これはある意味メリットだと思ってます。

できることを確実に遂行する

某ドラマの「私、失敗しないので」とまでは言い切れませんが、フリーランスとして参画する場合、その案件の技術に対して平均値程度の知識・技術を持っていることが最低条件になります。

逆に言えば、できない仕事は選ばなくてよいということです。

自身の知識・技術の範囲内で案件をこなすことができるため、「学習(習得)と業務を並行してやらないと!」というプレッシャーが少なく、安定した稼働の現場であれば、ストレスも少なくのびのびと仕事をすることができます。

空いた時間を活用する

フリーランスは自分で参画する案件を選ぶことができるため、安定した案件を選べば自由な時間ができますし、高稼働の案件に参画すれば残業を含めて月100万を超える報酬を得ることも可能です。

私の場合は前者で、案件は運良く自宅から車で30分ほどの現場を見つけることができ、ほぼ毎日18時には帰宅することができています。

最初に述べた通り、フリーランスは会社員と比べると新たな技術を覚える場面が圧倒的に少ないため、私は毎日の空いた時間の一部を技術習得の時間に使って学習するようにしています。

空いた時間を使う割合としては、WEBサイト:技術習得:居酒屋(笑) が1:1:1くらいです。

会社員の時は人手不足の現場に投入されることで新たな技術を習得することが多かったので、「自分が覚えたい技術」を習得することが難しい環境でした。

時間はかかりますが、学びたいことが好きな時に好きなだけ学習できる今の環境は非常に快適です。

さいごに

フリーランスは、「楽をする気になればいくらでも楽できる」仕事です。

私も最初の1年はそうでしたが、振り返ったときに何も成長していないことに気づき、2年目からメインの案件と並行して別の技術を学習するように心がけています。

ただ、無理して学んでいるわけではないので全く苦ではありません。

会社員の時代を超える高額報酬と、自分のやりたいことが並行してできるスタイルは非常に働きやすく、独立してよかったと思っています。